波照間島、西表島30度
[2025.05.10]
蒸し暑い!拭いても拭いてもこの汗とどまることを知らず。
本島は梅雨前線が停滞し、八重山は前線の南側。つまり梅雨明けの時のような南風吹き付けるギラギラ太陽!
こんな熱帯地方みたいな天候なので八重山ではサソリもいるし風土病もあります。
波照間島と対岸にある西表島の海岸に南風見田という集落があります。そこに石碑がありたくさんの墓碑があります。
これは波照間島から戦争末期に八重山も戦争の本体がやってくるとのことで最南端の波照間島は守備隊最前線とのことで島民は全員強制疎開となりました。
しかも疎開先はマラリア大蔓延地区として当時物凄く恐れられた西表島南風見田。
疎開後、案の定マラリアにやられ戦争に巻き込まれていなかった八重山で住民の3割がマラリアで亡くなってしまった。
戦争マラリアと呼ばれてます。
戦争地区ではなかったのにマラリアで住民がたくさん犠牲に。
1人の軍人の後先考えない決断が生んだ悲劇でした。